家庭でできる「徹底的な歯磨き法」

最近はクリニックで行うオフィスホワイトニングや、患者さん自身が薬剤を入れたマウスピースを装着して行うホームホワイトニングがずいぶん認知されてきました
オフィスホワイトニングは短時間で自くなりますが、治療音あ幅が大きく、どのタイプを選ぶか迷うことも多いと思います
ホームホワイトニングは自宅でできる分手軽ですが、マウスピースの製作のためにいずれにしても1~2回はクリニックに通う必要があります
しかし、もっとずっと低予算で歯を自くでき、しかもPMTCに匹敵する虫歯予防、歯周病予防ができる方法があるのです
それがここでご紹介する「デンタルホームエステ」です
ていねいに磨いたつもりでも、歯科医師や歯科衛生士がチェックすると30%くらいの磨き残しがあるのが普通です
その磨き残しが徹底的になくなると、黄ばんだ歯が一段白くなります
歯が黄ばんでくる主な原因は、加齢による変色と「ステイン」という着色汚れです
ステインは、たばこのヤニのほか、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど食品中の着色物質のこと
それが歯の表面に付着して、自さが失われてしまうのです
磨くときの注意点は、力を入れすぎないこと、歯ぐきに負担をかけないことです
赤染め液は唇も染めてしまうので、リップクリームでガードしておきましょう
左記のプロセスに従って全工程を行うと、1~1・5時間くらいかかります
ステインを落としきれるだけでなく、プラークも徹底的に落とせるので、虫歯や歯周病や口臭の予防にもなります
年に2回程度行うと、白さがキープできます
[用意するもの]大入用歯ブラシ……ふだん使っているものでOKワンタフトブラシ、またはベビー用ブラシ……ワンタフトブラシは1本磨き用の小さな歯ブラシ
ベビー用歯ブラシなら毛足の短いタイプを選ぶ赤染め液……プラークを赤く染め出す液
ドラッグストアや歯科クリニックなどで入手
錠剤より液体がベターフロス、またはデンタルテープ……ふだん使っているものでOK歯磨き剤3種……ステインクリアなどをうたっているホワイトニング用、粒子の細かい研磨剤入り、研磨剤なしのフッ素ジェルデンタルミラー[デンタルホームエステの手順]1.何もつけない大人用の歯ブラシで、ふだんよりもていねいにブラッシング
汚れを落とす
2.赤染め液をつけて磨き残しをチェック
歯の表裏に塗布した後、水ですすぐと磨き残しの部分が赤く残る
3.乾いたワンタフトブラシなどにホワイトニング用の歯磨き剤を少量塗りつけ、赤く染まったところがキレイになるまで磨く
デンタルミラーも活用して、奥歯の裏側なども磨けているかチェックする
4.磨き残しがなくなったら、もう一度赤染め液をつけ、ホワイトニング用歯磨き剤を歯間に塗りつけて、デンタルフロスなどでプラークをこすり落とす
歯周ポヶット内はぎりぎりで止める
強くこすると歯肉を傷つけ、知覚過敏を招くこともぁるので、歯周ポヶットの奥の清掃はプロに任せる
さらに磨き残しをチェックして歯ブラシやフロスで徹底的に落とす
「赤染め液↓すすぎ↓ホヮィトェング用歯磨き剤で落とす」のプロセスを計3回以上