2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

歯周病患者の心筋梗塞・狭心症リスクは2倍以上

歯周病は、脳梗塞や冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)、動脈硬化症などとの関連が注目されていて、歯周病患者の冠動脈疾患のリスクは、歯周病でない人に比べて2~3・6倍あるという研究結果があります歯周病を持った心疾患患者の血管内から歯周病菌が見つかつたと…

虫歯は口内の酸が原因

同じように歯磨きをしていても、また同じようなものを食べていても虫歯になりやすい人となりにくい人がいますその違いはどこから来るのでしょうか虫歯の原因は、虫歯菌が出す「酸」虫歯の原因菌は10種類ほどありますが、代表的なものがミュータンス菌ですプ…

歯周病は歯肉や骨を破壊する病気

「歯を失う最大の原因である歯周病は、歯肉や歯槽骨、歯根膜などの歯を支える組織が冒される病気です」と日本歯科大学歯周病学教室の沼部幸博教授はいいます歯と歯肉の境目には、0・5~2皿程度の隙間が誰にでもありますこれを歯周ポケットといいますこの歯周…

受け口は遺伝する

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨーロッパの名門ハプスブルク家は、受け回の家系として知られています上あごの骨より、下あごの骨の発育が過剰、あるいは過成長すると受け口になってしまいます肖像画を見ると確かに、カール5世やフェリペ4世な…

虫歯予防、歯周病予防のための「PMTC」

これまで見てきたように、虫歯や歯周病の発症はプラークの有無がひとっのポイントになります歯の表面や歯と歯肉との境目に付着したプラークは、やがてスクラムを組んでバイオフイルムを形成しますさらに唾液中のカルシウムやリン酸などを取り込み、より強力…

若さを保ち代謝を活発にする唾液のパワー

よく噛むことは、内分泌系のアンチエイジングにもなります唾液はよく噛んで食べると分泌量は10倍になるといわれます唾液のほとんどは水分ですが、微量に含まれているさまざまなホルモンや酵素が重要な役割を果たします日本では1930年代から、唾液ホルモンの…

免疫力をアップし、がんも予防

歯が丈夫だとものがよく噛め、消化吸収にかかる胃腸の負担が減ります「私は胃腸は丈夫だから噛まなくてもいいや」と考えるのは間違い胃壁から分泌される胃液は強力な酸です食べ物が胃に入るとその胃液や消化酵素で分解していきますが、食べ物が細かく噛み砕…