アルコール入りの洗口液は使いすぎに注意

歯磨きしにくいランチタイムの後や、ちょっとした気分転換に洗口液を使うと、口の中がさっぱりしますね
それ自体は悪くないのですが、洗口液はアルコールフリーのものを選ぶのがポイントです
アルコールは回の中の水分を吸収してしまうため、アルコール入りの洗口液を1日に何度も使うと口の中が乾いてしまいます
それは虫歯になりやすい状態をつくり、口臭のもとに
日の中をさっぱりさせる洗口液は、買う前にアルコールフリー(アルコールが含まれていないもの)であることをチェックしましょう
洗口液には抗菌作用があるので、就寝前に使うのであれば口臭予防になります
とはいえ、アルコールフリーのものであっても国の中の常在菌をも殺すほどむやみに使うのはおすすめできません
回の中には善玉菌と悪玉菌を合わせて400~700種類ほどの細菌がいます
ほとんどの菌は、国内の環境を保つために働いているのですが、 一部の菌は虫歯や歯周病などを引き起こします
歯肉炎や歯周病対策として、あるいは実際に歯周病の治療を受けている患者さんが補助的にホームケアとして抗菌作用を狙って使うのはOKですが、何ら歯のトラブルがないのに常用すると、かえって回の中の菌のバランスがくずれてしまう恐れもあります
また、市販の洗口液は抗菌作用はあってもフッ素は配合されていません
虫歯予防には効果がないので、虫歯対策には前出の歯科用商品のフッ素ジェルやフッ素入り洗口液を併用するようにします
その場合は、先にアルコールフリーの洗口液を、次にフッ素入り洗口液を使う順番が望ましいです
洗口液は、あくまで補助的なアイテムですc「短期決戦で」「目的を決めて」「歯科医師の指導を仰ぎながら」使うようにしましょう