フロスを活用して、完璧に汚れを落とす


いくら歯ブラシでていねいにブラッシングしても、歯と歯の間、歯と歯肉の境日にたまった歯垢までは落とせません
歯ブラシだけで落とせるのは80%くらい
歯間や歯肉の境目にたまっている20%の汚れ落としに活用してほしいのがフロスです
「ブラッシング十フロツシング(フロスごが、歯磨きの基本なのです
ブラッシングが終わったら、フロッシングに移ります
ブラッシングの前にフロッシングをするよう勧める歯科医師もいるのですが、フロッシングを先にすると歯間の汚れがたくさん残っている状態なので、掻き出しても掻き出しても食べ残しなどが出てきます
すると、トータルな歯磨き時間が長くかかってしまいますので非効率的です
先にブラッシングをし、ある程度歯間の汚れを落としておくとスムーズです
また、歯磨き剤を先に使いフッ素の泡がたっぷりと国内にある状態でフロスを使ったほうが、歯間にもフッ素を行き渡らせることができます
そうした二つの理由から、ブラッシング↓フロッシングの手順をおすすめします
フロスは細いナイロン繊維をより合わせた束を糸状にしたものです
歯と歯肉の間の汚れを掻き出し、虫歯予防だけでなく、歯肉炎や口臭の予防にも役立ちます
フロスを30~40mくらいの長さで切り、両手の中指に10~15皿くらいの幅で巻き付けます
両手の親指と人差し指で調整し、1~3mの間隔でぴんと張ります
歯と歯の間の側面に沿ってゆっくリフロスを通します
1ミリ程度歯肉下まで入れると、フロスが少し隠れるような格好になります
そこから、フロスを前後させて汚れを掻き出していきます
すべての歯の隣接面を、フロスを少しずつずらしながら、新しい部分を使って掃除していきます
フロスは、慣れないうちは少し難しいかもしれませんが、歯科医院でもフロスの使い方の指導をしています
フロスよりやや幅の大いのがデンタルテープです
一度にフロッシングできる範囲が広くなります
歯と歯のすき間がゆるい人ではデンタルテープが適しています
選べないときは、歯科医や歯科衛生士に相談してみましょう
歯列矯正中の人でワイアが入っている人では歯ブラシ同様、フロスも「ソートンスーパーフロス3inl」という矯正専用アイテムを使ってください
フロスは、歯科用商品の「ジョンソン・エンド・ジョンソンデンタルフロスフッ素配合ミント」などの「フッ素付き」のものがベストです
市販品であれば、ノーヮックスのものよリワックス付きのものが使いやすいでしょう
糸を指に巻き付けて使うタイプが一般的ですが、慣れないうちは柄の付いている糸ようじタイプを使っても構いません