すぐに歯磨きできないときはキシリトールを

食後1時間も待っていたら、昼体みが終わって午後の仕事が始まり歯磨きのタイミングを失ってしまう可能性だってありますねそんなときおすすめしたいのが、短時間で酸性に傾いた回の中を中和する方法です食事の最後に水かお茶を飲んで回の中の酸性度を低くしま…

これで完璧! 世界一正しい歯の磨き方とは?

それでは正しい歯磨き法を、健康な歯のための最新知識を踏まえてご紹介しますすすぎはごく少量の水で1回だけフロスは虫歯や歯周病予防の必需品、舌ブラシは口臭予防の必需品これについては詳述しますすすぎ方にもポイントがあります歯磨きをした後、歯磨き剤…

どのくらいキシリトールを食べればよいか

キシリトールは、ミュータンス菌を減らす切り札摂り続けることで虫歯の原因菌であるミュータンス菌の数を大幅に減らすことができますただし、キシリトールには1日の摂取量目安がありますそれを実践すると、2年間でミュータンス菌のリスクをレベル3(一局リス…

電動歯ブラシの選び方

電動歯ブラシについてもよく質問されます一口に電動歯ブラシと言っても、プラークを揺すって落としやすくする機械的な「振動タイプ」ブラウンの「オーラルB」のように「丸いヘッドが振動、回転して落とすタイプ」フイリップスの「ソニッケアー」、パナソニッ…

目的に合わせて歯磨き剤の第二成分を選ぶ

さて歯磨き剤の選び方の基本ですが、まずはフッ素入りを選ぶことですその上でそれぞれ気になる症状や希望にあわせ、第二成分を選択していきます虫歯予防をしたい方には、「キシリトール」入りをオススメしますフッ素(特にフッ化ナトリウム)とキシリトールの…

目的に合わせて歯磨き剤の第二成分を選ぶ

さて歯磨き剤の選び方の基本ですが、まずはフッ素入りを選ぶことですその上でそれぞれ気になる症状や希望にあわせ、第二成分を選択していきます虫歯予防をしたい方には、「キシリトール」入りをオススメしますフッ素(特にフッ化ナトリウム)とキシリトールの…

フロスを活用して、完璧に汚れを落とす

いくら歯ブラシでていねいにブラッシングしても、歯と歯の間、歯と歯肉の境日にたまった歯垢までは落とせません歯ブラシだけで落とせるのは80%くらい歯間や歯肉の境目にたまっている20%の汚れ落としに活用してほしいのがフロスです「ブラッシング十フロツシ…

歯間ブラシの使い方には注意が必要

歯間掃除アイテムには、歯間ブラシもあります歯問ブラシのほうがフロスより手軽に使えるのですが、そもそも歯間ブラシは、ブリツジなど歯が抜けたあとの被せ物の歯と人工歯の間の掃除や、歯周病が進行して、歯と歯のすき間が非常に大きくあいた場所や必要が…

フッ素入リデンタルアイテムで歯を強化

歯磨きの仕上げには、フッ素の入ったジェルや洗口液を使い、歯を強化しますフッ素塗布は歯科クリニックや保健所などでも行う施術ですが、家庭で使うものとして歯科で販売しているジェルタイプの歯磨き剤もあります研磨剤を含んでいないフッ素ジェルです歯磨…

電動歯ブラシの選び方

電動歯ブラシについてもよく質問されます一口に電動歯ブラシと言っても、プラークを揺すって落としやすくする機械的な「振動タイプ」ブラウンの「オーラルB」のように「丸いヘッドが振動、回転して落とすタイプ」フイリップスの「ソニッケアー」、パナソニッ…

日本に欲しい高濃度のフッ素入り歯磨き剤

いっぽうフッ素ですが、世界には、フッ素が添加された水道水を利用できたり、フッ素入りの塩やミルクなどが市販されている国がありますまた多くの国で、フッ素錠剤というフッ素入りの錠剤が認可されており、小児科医や小児歯科医が虫歯のリスクの高い子ども…

あごの不調は体幹の筋力不足も一因

姿勢と噛み合わせも関係が深く、どういう姿勢で食事をしているかで噛みやすい歯は決まってしまいますすると、特定の歯に力がかかった状態で噛むようになり、原因不明の歯の不調を引き起こすのですあるていど筋力をつけ姿勢のくせを直すだけで、噛み合わせの…

どのくらいキシリトールを食べればよいか

キシリトールは、ミュータンス菌を減らす切り札摂り続けることで虫歯の原因菌であるミュータンス菌の数を大幅に減らすことができますただし、キシリトールには1日の摂取量目安がありますそれを実践すると、2年間でミュータンス菌のリスクをレベル3(一局リス…

世界一正しい歯の磨き方とは?

正しい歯磨き法を、健康な歯のための最新知識を踏まえてご紹介しますすすぎはごく少量の水で1回だけフロスは虫歯や歯周病予防の必需品、舌ブラシは口臭予防の必需品これについては129ページで詳述しますすすぎ方にもポイントがあります歯磨きをした後、歯磨…

すぐに歯磨きできないときはキシリトールを

食後1時間も待っていたら、昼体みが終わって午後の仕事が始まり歯磨きのタイミングを失ってしまう可能性だってありますねそんなときおすすめしたいのが、短時間で酸性に傾いた回の中を中和する方法です食事の最後に水かお茶を飲んで回の中の酸性度を低くしま…

キシリトールが効く理由

話昼戻ってなぜ、母親がキシリトールを摂取すると、子どものミュータンス菌の感染率が下がるのでしょうか。これは、妊娠中から生後9ヵ月になるまでに母親が摂ったキシリトールの効果で、母親の口の中のミュータンス菌が「不溶性グルカン」を産生しなくなり、…

歯周病患者の心筋梗塞・狭心症リスクは2倍以上

歯周病は、脳梗塞や冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)、動脈硬化症などとの関連が注目されていて、歯周病患者の冠動脈疾患のリスクは、歯周病でない人に比べて2~3・6倍あるという研究結果があります歯周病を持った心疾患患者の血管内から歯周病菌が見つかつたと…

虫歯は口内の酸が原因

同じように歯磨きをしていても、また同じようなものを食べていても虫歯になりやすい人となりにくい人がいますその違いはどこから来るのでしょうか虫歯の原因は、虫歯菌が出す「酸」虫歯の原因菌は10種類ほどありますが、代表的なものがミュータンス菌ですプ…

歯周病は歯肉や骨を破壊する病気

「歯を失う最大の原因である歯周病は、歯肉や歯槽骨、歯根膜などの歯を支える組織が冒される病気です」と日本歯科大学歯周病学教室の沼部幸博教授はいいます歯と歯肉の境目には、0・5~2皿程度の隙間が誰にでもありますこれを歯周ポケットといいますこの歯周…

受け口は遺伝する

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨーロッパの名門ハプスブルク家は、受け回の家系として知られています上あごの骨より、下あごの骨の発育が過剰、あるいは過成長すると受け口になってしまいます肖像画を見ると確かに、カール5世やフェリペ4世な…

虫歯予防、歯周病予防のための「PMTC」

これまで見てきたように、虫歯や歯周病の発症はプラークの有無がひとっのポイントになります歯の表面や歯と歯肉との境目に付着したプラークは、やがてスクラムを組んでバイオフイルムを形成しますさらに唾液中のカルシウムやリン酸などを取り込み、より強力…

若さを保ち代謝を活発にする唾液のパワー

よく噛むことは、内分泌系のアンチエイジングにもなります唾液はよく噛んで食べると分泌量は10倍になるといわれます唾液のほとんどは水分ですが、微量に含まれているさまざまなホルモンや酵素が重要な役割を果たします日本では1930年代から、唾液ホルモンの…

免疫力をアップし、がんも予防

歯が丈夫だとものがよく噛め、消化吸収にかかる胃腸の負担が減ります「私は胃腸は丈夫だから噛まなくてもいいや」と考えるのは間違い胃壁から分泌される胃液は強力な酸です食べ物が胃に入るとその胃液や消化酵素で分解していきますが、食べ物が細かく噛み砕…

歯が残っている人ほど、病気になりにくい

自分の歯が残っていて食べ物が咀噛できる「咀噛能力の高さ」が、いつまでも元気で長生きという「健康寿命」にとっていかに重要かをお話ししましたそれと同時に、歯が健康な人は医療費も安くすむという報告があります全国のさまざまな自治体が行った調査では…

歯の本数が多い人ほど長生きできる

野生動物なら、歯を失えば、エサを取る能力やエサを咀疇する能力が低下しますそれは死に直結する可能性もあります 一方、人間は、食べ物を食べやすくする工夫をしたり、義歯など歯科治療で補うことができるため、歯を失ったとしても端的に生命の危機に瀕する…